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2025.11.05

もう迷わない!「-요」と「-습니다」を使いこなす韓国語の敬語マスター完全ガイド

「韓国語は好きだけど、敬語(존댓말:チョンデンマル)だけは本当に難しい!」って感じたこと、私も何度もあったんですよ。日本語にも「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」があるから余計に混乱しますし、目上の人との会話で間違えたらどうしよう…って、話すのが怖くなっちゃいますよね。😢

正直言って、私も韓国で働き始めた頃は敬語のせいで何度も失敗しました。でも、安心してください!韓国語の敬語は、実は「誰を高めるか」というシンプルなルールが核になっています。このブログでは、洗練されたパープル-イエローのテーマカラーに乗せて、その複雑に見える敬語体系を、初心者でも**実践的で使える知識**に変えるためのマスター法を解説していきますね。一緒に敬語の壁を乗り越えましょう!😊

 

敬語の「核」:丁寧さの2つの柱 ⚖️

韓国語の敬語体系は、大きく分けて**「相手高め(상대 높임)」**と**「主体高め(주체 높임)」**の二つの柱で成り立っています。この二つを区別できると、敬語の全体像が見えてきますよ。

  • **相手高め(상대 높임):** 話し相手(聞き手)を高める敬語です。主に**文末の語尾**(例:「-습니다 / -어요」)で表現されます。会話のTPOや相手との関係で選ぶ「丁寧度」を決めるルールです。
  • **主体高め(주체 높임):** 文の中で**動作や状態の主体(主語)**を高める敬語です。動詞や形容詞に**「-시-」**をつけたり、特別な敬語単語(例:「계시다」)を使ったりします。

なんていうか、日本語の「です/ます」が相手高め、「おっしゃる」が主体高めに近い感覚ですね。この二つの高め方こそが、韓国語の敬語のすべてを支配していると言っても過言ではありません。

 

💡 豆知識!「謙譲語」はどこに?
韓国語には、日本語の「謙譲語」(へりくだる言葉)に完全に一致する文法カテゴリーはありませんが、「저(私)」「드리다(差し上げる)」などの**「話す人自身を低める」特別な単語**が謙譲語のような役割を果たしています。つまり、相手を高めるために自分を低めるという発想は同じなんですよ。

 

必須!覚えておきたい「特別な敬語動詞・名詞」 📝

主体高め敬語で最も重要なのは、**「-시-」**を付けるのではなく、形自体が変わってしまう特別な単語を覚えることです。これを使えないと、いくら語尾を丁寧にしていても「敬意が足りない」と受け取られかねません。特に使用頻度の高いものを表で見てみましょう。

一般動詞・名詞 敬語表現 意味
있다 **계시다** いらっしゃる
먹다/마시다 **잡수시다/드시다** 召し上がる
자다 **주무시다** お休みになる
**말씀** お言葉
**댁** お宅

これらの単語は、「-시-」の有無に関わらず**常に優先して使用**しなければなりません。例えば、先生に「いる」と言いたい場合、**「계시다」**を使います。「있다시다」なんて表現はないんですよ。

実戦例で確認!敬語の「合成」📝

主体高め(-시-または特別語彙)と相手高め(語尾)は同時に使われます。これが韓国語の敬語の複雑さであり、醍醐味ですね。

  • **間違った例 (X):** 사장님, 지금 **먹었어요.** (社長、今食べました。) → 敬意が足りない。
  • **正しい例 (O):** 사장님, 지금 **식사하셨어요?** (社長、今お食事されましたか?) (「식사」は名詞、動詞は「하다」の敬語形「하시다」+過去形「-었-」+丁寧語尾「-어요」)
  • **最も丁寧な例 (O):** 사장님, 지금 **드셨습니까?** (社長、今召し上がりましたか?) (「드시다」+過去形「-었-」+最強丁寧語尾「-습니까」)

 

会話で使える!語尾活用の実践パターン ✨

相手高め敬語、つまり文末の語尾は、**「-습니다/ㅂ니다」****「-어요/아요/여요」**の使い分けが核心です。どちらも丁寧語ですが、状況によって使い分けることで、より洗練された印象を与えられます。

  1. **「-습니다/ㅂ니다」:** **最強の丁寧さ**を誇ります。ニュース、プレゼンテーション、軍隊、公の場、そして初対面や非常に目上の人への畏まった挨拶で使われます。**「公式的・書面的」**な印象が強いですね。
  2. **「-어요/아요/여요」:** **最も頻繁に使われる**丁寧語尾です。日常のほとんどの会話、ビジネスのメール、一般的な目上の人や顧客との会話で使われます。**「非公式的・口語的」**な印象ですが、失礼ではありません。
⚠️ 注意!「-습니다」の使いすぎ
確かに「-습니다」は最も丁寧ですが、親しい先輩や同僚、頻繁に会う上司など、**心理的な距離が近い関係**で使いすぎると、かえって**よそよそしい、距離感がある**印象を与えてしまうことがあります。日常会話では**「-어요」**を使うのが、より自然で親しみやすいと覚えておくと良いでしょう。

 

記事の核心要約:韓国語の敬語マスターへの道 📝

ここまでで解説した敬語のマスターに必要な3つの核心事項をもう一度整理します。この3つのポイントを意識するだけで、あなたの韓国語は格段に上達しますよ!

  1. 「二つの柱」の理解: **主体高め(-시-・特別語彙)****相手高め(語尾)**の概念を明確に分けて使用します。
  2. 特別語彙の暗記: 「계시다」「잡수시다/드시다」などの**特別な敬語単語**は、必須で暗記し、会話で反射的に使えるように訓練します。
  3. 語尾の使い分け: 日常会話では**「-어요」**、公的な場や初対面では**「-습니다」**を使い分けることで、表現の幅を広げます。

 

💡

敬語マスターの3つの核心ルール

核心強調 1: 丁寧さの源泉は「主体高め(-시-)」と「相手高め(語尾)」の組み合わせ。
核心強調 2: 特別敬語単語は優先使用!「있다」→「계시다」の変換は反射的に。

例やコツを提示:

会話の9割は「-어요/아요」でOK。公的な場や文書では「-습니다」。

ユーザー体験の強調: これらを意識するだけで、あなたの韓国語はより自然で洗練された印象に変わります。
洗練された敬語表現で、韓国でのコミュニケーションを円滑に!

 

よくある質問 ❓

Q: 「-요」体と「-습니다」体の使い分けの基準は?
A: **「-어요/아요」**は、日常会話や心理的距離が近い目上の人とのやり取りに使われる、**最も一般的な丁寧語**です。一方、**「-습니다/ㅂ니다」**は、**公式的な場、ニュース報道、プレゼン、初対面**など、形式的で堅い状況で使われます。ビジネスでも初対面の挨拶や文書では使われますが、会話では「-어요」が好まれる傾向がありますよ。
Q: 目上の人に「ネ (はい)」と答えるのは失礼ではないですか?
A: 日本語では「はい」だけでは失礼にあたることがありますが、韓国語では**「네」は丁寧語**として全く問題なく使われます。ただし、より丁寧な印象を与えたい場合は、「네, 알겠습니다(はい、分かりました)」や「네, 그러세요(はい、そうしてください)」のように、**後の文を敬語で繋げる**と、より洗練された印象になりますね。
Q: 自分の家族のことを話す時も敬語を使わないといけませんか?
A: **自分の家族には敬語を使いません**(自分を低める謙譲表現を使う場合を除く)。しかし、聞き手(相手)が高めるべき対象である場合、**相手高めの語尾(-어요/-습니다)は使います**。たとえば、上司に自分の父について話すとき、「아버지가 계십니다(父がいらっしゃいます)」ではなく、「아버지가 있습니다(父がいます)」と主体高めは使わず、語尾だけは丁寧にするのが一般的です。

 

結び:敬語は「心」を伝える言語 💖

韓国語の敬語は、単なる文法のルールではなく、**相手を尊重する「心」を伝える言語**です。今回解説した「主体高め」と「相手高め」の二つのルール、そして特別な単語を意識するだけで、あなたの韓国語はもっと洗練され、自信を持って話せるようになるはずですよ!

完璧じゃなくても大丈夫です。まずは「계시다」や「드시다」を一つ使うところから始めてみましょう。もし、この敬語の使い方について、他にご不明な点や「こんな時どうするの?」という疑問があれば、ぜひコメントで聞いてくださいね~!😊

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